ぺいちゃんねる'16

続いてはこちらの曲。

映画「怒り」についていろいろ言うだけのブログ。

吉田修一の小説「怒り」の映画版のポスター&予告編が公開されましたね!
この本、一昨年自分のなかでかなり盛り上がって、Tumblrでブログまで書いていたのです。

pei channel — 吉田修一、BAdiで連載してくれないかなって思ったはなし。



どうせならもう一度読んでもらいたいと思って編集・加筆してみました。

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▲これがポスター・ビジュアル。妻夫木だけで100点。

まず、ぼくがこの本を読もうと思ったきっかけは帯に書かれていた文章。

殺人事件から1年後の夏。房総の漁港で暮らす洋平・愛子親子の前に田代が現われ、大手企業に勤めるゲイの優馬は新宿のサウナで直人と出会い、母と沖 縄の離 島へ引っ越した女子高生・泉は田中と知り合う。それぞれに前歴不詳の3人の男…。惨殺現場に残された「怒」の血文字。整形をして逃亡を続ける犯人・山神一 也はどこにいるのか?『悪人』から7年、吉田修一の新たなる代表作!


”大手企業に勤めるゲイの優馬は新宿のサウナで直人と出会い”…

”大手企業に勤めるゲイの優馬は新宿のサウナで直人と出会い”……?

”大手企業に勤めるゲイの優馬は新宿のサウナで直人と出会い”!!!!!!

 

「おいマジか!!!!!!」と思いました。だって新宿のサウナだよ?それって発展場じゃん!!!そういう訳で、3つのパートのうち、この優馬・直人パートを追うように読みました。「はやく優馬くんのパートにならないかな~。ていうかなんで優馬なんだろ?Hey! Say! JUMPのメンバーの名前にしろよ(いま思えば)」なんて思いながらさっささっさと読んでたら上下巻で5時間かからずに読んだみたいですよ。
……なんかいま読むとこの文章必要?それ自慢?って感じがしますね。多分自慢じゃないです。

この本、人気作家吉田修一が書いてるだけあってフツー面白いんですけど、ぼくたちゲイならではの注目点が散りばめられています。リスト化すると(リスト化すきね!)

  1. ゲイアプリで発展したがり。
  2. 出会いは発展場。ろくでもない。
  3. ゲイバーだけではなく海岸でのゲイイベントが登場。
  4. 30超えると家族との関係、老後を考えがち~。
  5. 友人たちがアホ。盛り上がりたい。シャイニー(死語)


挙げるとすればこんなところ。ページをめくればめくるほど、「姐さん……(確信)」と身体が震えだしました。
海岸でのゲイイベントの部分なんか、ぼくは完全にイズミ・セクシーさんがセイント・フォーの「不思議Tokyoシンデレラ」を踊ってたイベントを思い出しながら読みましたね。(動画探したけどみつからないよ><)

このお方、この本以外でも当てはまるんですがなぜか男の肉体描写に関しては執念を感じるほどの文章を書くんです。

パークライフ」っていう芥川賞取った本があるんですが、その中にある肉体描写もあまりにエロすぎて、官能小説のようでした……。思い出すだけでも刺激的。あとこの本でいえば発展場のシーン。

肉体描写以外で「ガチだ!」と思ったところといえば、たとえばこちら。

……全員と会えるということは、結局「誰とも」会えないのと同じなのだとも思う。(上巻より)


あるあるですね~。
ぼくも友達がこんなこと言ってるの聞いたことありますよ。

友「この辺りとかほんとブスしかおらんけんさ~、新しくはじめたらめっちゃメッセくるけんね」
ぼく「あはは~そうだね……(あれ……あたしあんまりきてないわ……?)」
友「全員と会えるということは、結局誰とも会えないのと同じなのだよね~!!!!」
ぼく「あはは……そうだね……(誰とも会えてない!!!涙)」


こんなことゲイとの会話のなかじゃ何千何百回と話してきましたよ。
いま思い出したらこの台詞めっちゃマウンティングしかけてきてますね。だって優馬めっちゃイケメン設定ですからね。ブスに人権はない!!!



Tumblrで書いたときはまだキャストがきまってなかったので勝手に想像してました。

▲優馬は脳内ではこんなひとを想像してました。

 (「ゲイ イケメン」で検索したらでてくる中国出身のタレント胡兵さん……)

▲直人は瑛太で脳内補完。ほんとは妻夫木で想像してたんですが、それだとあまりに器量がよすぎるので予想ではちょっとビジュアルの劣る瑛太を挙げておいたんです。

まさかまさか!まさか優馬が妻夫木になるとは!
個人的に身長がちょっと足らないし、妻夫木はネコにしてくれって感じもありますがぁ
でもやっぱり、妻夫木がきらいなゲイなんていませんね!(上沼友近

吉田修一 「念頭にあったのはお察しの通り市橋達也の事件です。といっても僕は彼の2年半に及ぶ逃亡劇や事件そのものより、目撃情報の通報者に興味 があった。街で似た男を見た程度ならともかく、身近な人間に対して疑念が生まれていく“事件の遠景”に胸騒ぎを覚えたんですね。……


読んで数ページでわかることなんですが、この物語は市橋達也がモデル。上で吉田修一本人が言ってる通り……。(どこかのページから引用したはずなんですが引用先を忘れてしまった……)そこで読んでるうちにいやでも市橋の顔が飛び込んでくるんですが、そこは持ち前のポジティブBL脳でブロックしました。映画化にあたってもうそれで努力することもありません……森山未来を除いてふたりともタイプなので、よかったです♡

さて、ここまで「怒り」の感想をつらつら書いてますが、今日いろいろ見ていてもっと言いたいことが見つかりましたので書きますね。


まずひとつめは、漁村の女は二階堂ふみがよかった!ということ。

宮崎あおいはね、強すぎますよ。
ブスだけどモテて、でも純粋だからソープ落ちさせられるみたいな女、宮崎あおいと結びつけられますか?わたしはできない。バカなふりして、やさしいふりして、裏ではひとを殺してる(絶対ばれない)くらいの役でみたいです。宮崎さんは。それか完全なる善人、善人すぎて怖いレベルのひと。(「しあわせのパン」の原田知世みたいなね)

予告みたら宮崎あおい側が二階堂ふみにビジュアル寄せてきてて笑いました。

ふたつめは、バトルロワイヤルみたいなBGM……。これはちょっとこれセンスないんじゃないの……?笑
本編ではもっとマシだと思うのでそこまで心配していませんが……。
小説では東方神起の「Somebody To Love」を聴いて宮崎あおいがいろいろ言うシーンがあるんですが、いまさらすぎるのでそこはカットしてくれないかな~とも思ってます。


「怒り」予告


言いたいことのみっつめ、それは、妻夫木くんが超かわいいということ……。

この映画に妻夫木くんがでてなかったら興味なかったはず……。出てくれてありがとう……ゲイ役してくれてありがとう……。DVD買います……。

最後に!主題歌はTHE YELLOW MONKEYの「JAM」が良いです。
歌詞がぴったり。今年再結成なのでタイミングばっちり~。
映画の最後にこの曲が流れてきたら泣きませんか?ぼくは泣く!
想像しただけで泣けるよ~。でも難しいんだろうな~。高橋優でもいいよ。

9月が楽しみです!みんなで妻夫木くんをみにいこう!をー!